“笑われる英語”と“売れる英語”
どっちを選びますか?
“HELLO, OUR STADIUM”
東京五輪が開催される新国立競技場が国内外の報道陣へ公開されたとき、ある特派員がこの表記をSNSにアップして話題になりました。
新しい競技場へ挨拶をする。日本人にとってはすんなり受け入れられることかもしれませんが、ネイティヴにとっては違和感があります。
面白く感じた特派員がSNSに上げたことが、その違和感を表しているのがわかりますよね。
外国人に向けた表記なのですから、外国人に違和感を覚えられる、ちょっと笑われる・・ こんなことを避けたいと思いませんか?
街を歩いていると、こんな気づきは結構あります。
飲食店やホテルなど、外国人観光客を狙ったサービスを展開している場所でも少なくありません。
「あの英語、文法的には間違っていないけど・・ネイティヴには伝わらないかもなぁ」
「もう少しひねりの効いた英訳の方が、観光客は食いつくと思うんだけど」
日本人客だけを相手にするご商売の方には、余計なお世話かもしれません。
ですが、外国人観光客にもお店を訪れてもらいたい、うちの店で日本食を好きになって欲しい!とお考えの方には、英語は切実な問題のはずです。
ただただニュアンスが伝わるだけの英語表記ではなく、例えば飲食店なら
外国人観光客が「何このメニュー!美味しそう(面白そう)だね!」と飛びつくような英語表記を用意したいと思いませんか?
旅行者にもっと素晴らしい体験を提供したい
申し遅れましたが、私はShumon Hasanと申します。あだ名はケンちゃんです。
日本育ちなので日本語はバッチリ、同時に父とは英語で会話をして育ってきました。日本語、英語両方ともネイティヴです。
大学はアメリカに留学し、在学中にアルバイトで貯めたお金で南米横断をした旅行好きでもあります。
旅行をすると、ダブルという身の上を持っても体験しきれないことを体験できますし、何より、自分が常識だと思ってきたことが通じない場に身を置くことは、自分自身の成長になるということを実感しました。
そんな体験をさせてくれる旅行が好きで、そんな体験を求める旅行者との触れ合いが好きです。
だから、日本に来る観光客、旅行者にも日本のことを好きになってもらいたいですし、そのために自分ができることをしたいと思っています。
神戸にある実家を使って外国人観光客向けの民泊サービスをしたこともあります。近い将来、また似たことをやりたいと願っていますが、まずは自分の語学力を活かして、旅行好きの方をお招きしたいと考える飲食店や旅館・ホテルのオーナー様のお手伝いをしようと、この事業を立ち上げました。
現在は、外資系の製薬システム会社でプロジェクトマネージャーを務める傍ら、メニューや店内案内の表記をアドバイスしています。
外国人受けするメニュー表記とは??
以前はこんなことがありました。
外国人観光客も多く訪れる、とある銀座のバーにて。
「英語のメニューを、もっと面白く、思わず注文してしまうようなものにしてほしい」というご要望をいただきました。
オーナー様が特にお勧めしたいメニューは唐辛子入りのハイボール。
これを、単に英語で表現するなら
(スパイシー チリ オールド ファッション)
となります。
実際、このメニュー名でお店に出していましたが、10人に1人も注文しないとのこと。
そこで私は、
(マーダー レッド チリ オールドファッション)
にしてはどうかと提案しました。
“Murder red chilli”は“殺人的赤唐辛子”。強烈な刺激を味わえるアルコール飲料であることが伝わると、強い刺激を好む人が多い海外客の8割以上が、このメニューをファーストドリンクとして注文するようになったのです。
あなたの思いが言葉に表れるよう、サポート致します
言葉一つで、反応は大きく変わります。
後は、あなたの「どう見せたいか」という思い次第。
- 外国人受けする表記にしたい。
- とにかくウケを狙いたい。
- 親切なお店だと思ってもらいたい。
- お互いフレンドリーに接し合いたい。
- 店員は英語が苦手だけど大目に見てほしい。
- 今度旅行に来たときにもまたお店に来てほしい。
- 旅行者とコミュニケーションを取りたい。
などなど、様々な思いをお持ちかと思います。
それをぜひ私にお聞かせください。
旅行者の方々がその思いを感じ取り、あなたのお店があなたにとっても、旅行者にとっても心地よい空間となるよう、サポートさせていただきます。